よくしゃべる猫

メインクーンの太郎のおしゃべり日記+ママの気持ち

我が名は太郎!

昨年のホワイトデーにメインクーンのた~たんを我が家に迎え入れる準備として、色々と名前を考えていました。

メインクーン=大きい。

メインクーン=洋猫。

…そんなイメージの上でママは、「アレキサンダー」とか、「キング」とか、「ジョニー」や、「ジャック」など、なんとなくカタカナの名前をいくつもあげていました。

あ~もうすぐうちにかわいい家族が増えるんだー…と、ワクワクしながら。

そして、二世帯で同居する夫の両親、ママの実家の両親たちも、子猫がもうすぐやって来る事に、ワクワクしていたのです。


みんなが新しく家族になる子猫を心待ちにしているんだなぁ…と、嬉しく思いながら、「アレキサンダー」や、「キング」は、じいじ、ばあばたちには呼びづらいかな?…と思ったのです。


みんなが呼びやすい名前にしよう!…と、カタカナの名前を基準に考えていたのを、方向転換しました。


わりと、人とは違う事をしたがるママなのですが、あえてものすごくポピュラーな名前をつけてみたくなったのです。

それが逆にカッコいいみたいな。


それで真っ先に思い浮かんだのが、猫の名前でお馴染みの、「タマ」でした。


でも、いとこのうちの、ブリティッシュショートヘアーが、「タマ」くんなので……


そして、その次に浮かんだのが、「太郎」です。


よし!「太郎」だ!新しい家族の名前は、「太郎」だ!と、迷う事なく決めました。


ホワイトデーの当日も、太郎く~ん、迎えに来ましたよー…と、準備万端でこの太郎と初対面したのでした。


太郎を連れて家に帰ると、義母が待ち構えていました。

すでに、子猫の名前は「太郎」にしたと伝えておいたので、義母もさっそく名前を呼んで子猫に触り始めました。


でも、「太郎」…ではなく、「た~たん」と。

た~たん…って(笑)


でも、「た~たん」、なんてかわいい響きなのー!

めちゃくちゃかわいいた~たんにぴったりです。


でも、た~たんって呼ぶなら、「アレキサンダー」なら、あっくん…とか、「キング」なら、きんちゃん…とか、あえて呼びやすさを重視しなくても良かったかな…とママは思ったのですが、た~たんの顔を見ると、「太郎」「た~たん」以外の何者でもありません。


た~たんは生まれてくる前から、た~たんで、太郎くんだったのです!